1970年代にカリフォルニアのヨセミテを中心に数々のルートを開拓した伝説のクライマー集団「STONEMASTERS」のメンバーとしてアウトドア界にその名を轟かせたマイク・グラハムが、2000年に立ち上げたクライミングウエアのブランドROKX。
マイク・グラハムはpatagoniaの商品デザインなどを担当した後、自身初のブランドGRAMICCIを1982年に設立するなど順調にキャリアを重ねていったが、1990年代にはいり、当時のアウトドアマーケットにおける追従主義、売上至上主義に対する強い疑問から、"本格的"ブランドの必要性を強く感じるようになった。こうしたことから、1999年にGRAMICCIを抜け、2000年にROKXを設立することになった。
ブランド名のROKXは、自然鉱物のROCK(岩)とEXTREME ACTIVITIES(クライミング)を合わせた造語であり、コンセプトのEXTREME CASUALの示す通り、機能性と耐久性に優れた数々のクライミングウエアを作り続けている。